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2月 塾の新学期 |
中学受験をめざす進学塾では、2月から新学年が始まりました。
中学受験をめざして、進学塾に通い始めた人はもちろんですが、
学年が上がった人も、
改めて、塾の授業の「進度」と「深度」に
びっくりする頃です。
塾の授業にあわせた生活パターンは、作れていますか。
学校の宿題の時間、塾の宿題の時間の配分は、
上手くいっていますか。
ちゃんと睡眠はとれていますか。
中学受験では、生活パターンをリードするのは、
8割方、親の仕事です。
塾に行くまでの時間を有効に使っていますか。
塾のない日、ダラダラしてしまってはいませんか。
6年生の入試前まで、
「ちょっと休んで、○時からはじめよっか」
と、声かけをし続けてあげてください。
自分で、勉強時間を決め、
自分で、今日の課題を考えて、
自分で、時間配分までできる
のは、たぶん6年生の入試直前です。
(一部の人をのぞいて)
それぐらいに思っていた方が親も楽。
今、生活パターンを作る努力をしておけば、
4月に小学校の学年が上がり、
小学校自体の生活パターンが変わっても、
あわてることなく、塾のパターンを続けることができます。
2ヶ月もすれば、親も子も慣れてきます。
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3月 あせらず・・ |
塾の学年があがってから、1ヶ月がたちました。
この1年間の過ごし方 や
志望中学へ向けてのコースについて など
それぞれの進学塾で説明会がおこなわれています。
資料の多さや、コースの選定など
特に6年生の親御さんは、危機感をあおられいることでしょう。
進学塾が用意している特別講座に申し込まなければ
志望中学に合格しないような気がして、
手当たり次第に全部申し込む人、
反対に、塾の意気込みに引いてしまう人。
まずは、懇談を申込み、塾の先生に相談してみましょう。
いつ頃に中学受験を決めて、
いつから塾に入ったか。
今までのテストの成績、
どういう姿勢で中学受験に臨んでいるか、
そんな話を先生としていけば
子供を見つめ、自分を見つめることができるでしょう。
必ずしも塾が用意するすべての特別講座を受講する必要はないと思います。
それよりもベースになる日々の塾の授業を優先させた方が
良い場合があります。
たくさんの課題を与えすぎると、
できる事ばかりを優先させてしまい、
結局わからないところをそのまま飛ばしてしまう、
ということの悪循環に入ることがあります。
6年生になったとたん、
いよいよ受験、というモードについつい入ってしまいますが、
本当に力を入れないといけないのは、10月からです。
それまでは、
それぞれの科目に穴のあいた分野ができないようにすること
が大切です。
まだまだ基本を押さえていく時期です。
与えすぎて消化不良になってしまい、
結局何もできなかったということのないように。
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3月〜4月 春期講習 |
目の前は、春休み。
学校は、学年が一区切りですが、
塾ではとっくに新学年が始まっていますので、
どんどん課題が進んでいます。
春休みの春期講習は、早いところでは学校別が始まります。
塾に行くのが、昼のところ夜のところ、と色々ありますが、
いずれにせよ、
塾に行かない時間の家の過ごし方に気をつけてあげてください。
家にいる間、四六時中、机に向かうことは、不可能です。
少しのお手伝い、少しの余裕を持って、
スケジュールを一緒に考えましょう。
あくまでも、子供が自分で決めたように感じることが
大切です。
春休み、時間は有り余るようにある気がします。
でも、たった2週間ほどです。
塾の課題に取り残しがないように、
つまり、
宿題が終わっていない、とか
やったけれど、わからないままにしておく、とか
ということがないように。
今、その癖をつけておかないと、
もっともっと難しくなってきた時に
対応できなくなってしまいます。
時には、お母さんやお父さんが、
噛んで砕いて問題を説明しなくてはならない時もあるでしょう。
また、1日つきっきりで、見てあげないといけないこともあるでしょう。
「6年生だから、1人でできるでしょう。」
とか
「わからないんなら塾の先生に聞きなさい。」
と頭ごなしに言うのは良くないことです。
子供は、学校では教えられない事を勉強するのに
まだまだ戸惑っています。
自分で計画を立て、自ら机に向かうようになるのは、
中学受験の1ヶ月前、ぐらいの気持ちでいた方が気が楽です。
スケジュールを決めたら、
必ず、時間になる頃に声をかけてあげて下さい。
いま何時だっけ?何時から、感じやるの?
そんな感じでいいんです。
これから、あと10ヶ月、中学受験をめざして行くのなら、
よい親子関係を築きましょう。
そして、難しいかも知れないけれど、
春休みの間に、一日は、
朝、最低限のことをした後でいいので、
家族で公園や映画に行くとか、科学館や水族館に行くとか、
気分転換を。
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4月〜5月 リズム作り |
春、4月も終わりに近づき、もうすぐゴールデンウィークが始まります。
塾の学年が2月に、学校の学年が4月にあがって、
そろそろ、生活のペースがつかめてきた頃でしょうか。
子供にとっては、なんと言っても学校の生活がベースです。
クラス替えのあった子、担任の先生が代わった子もいて、
新学期が始まった当初は、教室もざわつきがちですが、
1ヶ月足らずで、少し落ち着きます。
学校のクラスが落ち着きを取り戻したら、
次は、中学受験への勉強のペースを作ること
これが、4月後半から5月前半の目標です。
よく、「うちの子は、日付が変わる頃まで勉強してるんです」と
話されるお母さんがいらっしゃいます。
その方にとっては、自分の子がよく勉強していることを
話されているのでしょうが、
それは「反対」
そんなに遅くまでなにやってるの?
あなたのお子さんは、
何時に学校から帰ってきますか?
何時に、塾に行きますか?
何時から、勉強を始めますか?
普通の公立小学校に通学していれば、
4時か遅くても5時頃には、帰宅します。
児童会の役員や、クラブをしてる子もいるでしょうが、
それでも、大抵は5時になれば学校を追い出されるでしょう。
塾のある日は、早く帰ってくる子も
ない日は、少し遊んでくるかもしれません。
1学期はそれでもOK
問題は、家に帰ってきてから、です。
家に帰って、一休み、といっておやつを食べて、ゴロゴロしていませんか?
もし、そうなら、今日からアウト!
リズムを変えて、15分程リラックスしたら、机に向かわせるようにしてみましょう。
塾のない日、
夕食の時間まで、どれくらいの時間がありますか?
学校の宿題があるなら、その宿題して、
少し時間が余れば、毎日のルーティーンワーク(漢字や計算等)に
その時間をあてはめます。
夕食の時間や、お風呂の時間などは、
それぞれの家庭の習慣があるでしょうから、
受験だからといって、突然変える必要はないかもしれません。
ですが、
できるだけ毎日同じリズムになるようにすることについては、
配慮してあげればいいと思います。
もし無理がきくのであれば、
食事の時間はできれば6時ごろからは
いかがでしょうか。
テレビを見ないで食事ができればいいですが、
現実的に受験生にはなかなか、テレビを見る時間がありません。
これから受験まで、テレビをまったく見ない、というのも
今の子どもには、つらいでしょうから、
反対に食事の時は、見ていいことにします。
でも、6時
やっているのは、残念ながらニュースです。
社会で、時事問題、というのがちょろちょろ出る中学があります。
時事問題、までいかなくても、関係した分野が出やすい、というところも
あります。
年末に一気に時事問題を頭に入れようとしても、難しい。
それに、公民分野の政治の話もニュースの中にはたくさん出てきます。
6時からニュースを見ながら、食事をする、
が、ベストですが、どうでしょうか。
小さい兄弟のいる家庭のほうが返ってできるかもしれません。
食事が終われば、また勉強を始めます。
塾の課題や宿題 です。
6時〜6時半ごろまで食事をすれば、7時前から再度はじめることができます。
7時から、さて何時まで勉強しましょうか。
夕食までに、少し勉強ができていたら、
子供は、今日はなんだか勉強がはかどっている、という気になっています。
この調子でやれば、どんどんできる、という気になっています。
すでに1時間ほどしていますから、
9時までで合計3時間、
9時半までで、合計3時間半 できることになります。
途中で気分転換にお風呂に入ってもいいし、
全部一段落してから、お風呂に入ってすぐ寝ることもできます。
取り掛かりの時間が早いと、10時過ぎには布団に入ることができます。
子供の睡眠は大切です。
情緒を安定させ、さらに成長を施します。
いくら中学受験をするからといって、成長を犠牲にすることはありません。
不安定な子どもになって欲しくはありません。
その為には、何気なく声をかけながら、時間の管理をしてやり、
今の時期にリズムを作ることです。
日付が変わるまで、勉強をしているお子さんの話を
よくよく聞いてみると、
食事の後からしか勉強を始めていなかったり、
ぼんやりしている時間が長かったりと
無駄なことをしている時間があるようです。
まだ、小学生の子供です。
10時でも遅いぐらいで、できれば9時には、
布団に入れたい気がします。
が、塾のある日は、もっと寝るのが遅くなるでしょう。
塾がないからといって、
それでも10時までに寝かすのは無理、
とおっしゃる方がいらっしゃるかもしれません。
それならば、勉強のやり方を見直すべきです。
その子にあったレベルの問題をやっていますか
わからない問題にむやみに時間をとっていませんか
難しいことをやりすぎても、実力は伸びません
いわゆる難問に時間をかけすぎるより、さっさと飛ばして、
塾の先生に質問した方がいい場合もあります
その見極めは、いつもそばにいる親の仕事です
塾によっては、親に口出しさせないところがあります。
塾がそこまで一人一人を細かく見ていてくれるのならOKです。
でも、生活のリズム作りには、やはり親の力が必要です。
そして、そのリズムを作るのが、今、なのです。
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子どもの心のコーチング―ハートフルコミュニケーション 親にできる66のこと
中学受験用の本ではありませんが、
中学受験をめざしている方には是非読んで頂きたい1冊です。
子供とのコミュニケーションを上手にやっていくことで、
勉強の効率は150%にも200%にも向上します。
また、そのことで 親子の関係がぐっとよくなり、
志望校についての相談をしたり、将来のことをするときに
じっくり子供と話をすることができます。
この時期に、コミュニケーションの種をまいておくことは、とても大切です。 |
5月〜6月〜7月 落ち着いた気持ちで |
初夏の気持ちよい季節がやってきました。
中学受験をする本人に加え、ご家族の体調はいかがですか。
塾のイベントがあったり、
しばらくできそうにない里帰りをする家庭があったり、と
イレギュラーなゴールデンウィークという一週間が終わりました。
そろそろ、疲れもとれ、いつもの生活に戻った頃でしょうか。
6年生が始まってから毎月、
生活の基盤となる時間(スケジュール)の管理のことを
しばらく書いていましたが、
上手くいっていますか。
お子さんとのコミュニケーションは取れていますか。
もし、もしまだなら、夏休み前のこの時期に
時間(スケジュール)の管理とコミュニケーションに
全力を尽くしてください。
まず、何をおいても!です。
6月は、日曜参観があるぐらいで小学校の行事も少なく、
中学受験をめざす子供のいる家庭にとってはペースを作りやすい月です。
ここが「第一の正念場」です。
「夏休みが中学受験の天王山」ということをよく聞きますが、
中学受験については、実際、夏休みではありません。
受験勉強の時間の長さだけをいうと、
夏休みは一日中勉強をすることができるわけですから、
山場、かもしれません。
しかし、それは、5月〜6月のこの時期に、
しっかりやるべきことをやっていた子のみに
当てはまることです。
やるべきこと、は
勉強するときに集中して勉強する
ことです。
それができれば、苦労はないわよ、という声が聞こえてきそうです。
が、その為に、ご家庭ではどの様な協力をしていますか?
ご家庭の生活を見直してください。
子どもに勉強をすすめるだけ進めて、
「勉強するのは、子供だから」と言い訳していませんか。
子供が学校や塾から帰ってきたときに、テレビがついていませんか。
大人にとってとてもつまらないことでも、
子供にとっては重要なことであることがあります。
信頼関係を結べると、親の話を聞く力をもてます。
今までに作ってきたスケジュールをベースに
塾のある日とない日の時間の使い方を見直しましょう。
無駄な時間を削って、有効な時間の使い方をしていきましょう。
だらだら、難しい問題に時間を割いていませんか。
算数ばかりに力を注ぎすぎてはいませんか。
得意な科目ばかりをやりすぎてはいませんか。
反対に、不得意科目ばかりをやりすぎて、嫌になっていませんか。
時間の使い方を確かめることは、どんな時でも必要です。
そして、この時期、
希望する中学校の下見に出かける時間を作りましょう。
中学の入学説明会の多くは2学期にあります。
が、1学期からはじまっているところ、あるいは、
運動会やオープンスクールもあります。
でも、そんな特別なものでなくてもいいのです。
1日1校ということになれば、とても時間がかかります。
車で外から様子を見るだけでもOKです。
あなたが進めたい中学校、
中学受験の主人公であるお子さんがあこがれている中学校、
今の偏差値を見てみるとここぐらいかな、と思える中学校
のべつまくなしに、たくさんの中学を見る必要はありません。
地元の中学生した見ることのない子供に、
その学校とは別に、受験して入る中学校もあるんだと
実感させることが大切です。
そして、自分もこの中学に入りたい、と思うことが必要です。
モチベーションをあげるのも親の大きな役目です。
2学期の中学校の進学説明会は、
必ずしも子供を連れて行かないといけないものではありません。
説明を聞くのは親で十分です。
夏休みでは遅すぎます。
2学期にそんな時間はありません。
今の間に、土曜日の半日をつぶしてでも、
受験したい中学校をお子さんと一緒に、のぞいてみてください。
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6月〜7月 夏期講習直前 |
夏期講習の申し込みが始まります。
6月のクラス替えが、夏期講習の受講クラスに影響する塾もあって、
親の心配が、前半戦のピークに達する頃です。
1月の受験日に、志望校に合格する力を持っていればいい、
とは、わかっていても、
どこまで伸びるかわからない、
できないまま終わってしまうのではないか、
わからないまま過ごしても実力が伸びるわけがない、
と悪いことばかりが、頭をよぎり、
自分の子供を信じられない、という状態に陥ることもあります。
勉強は、ピラミッドを作るのと同じです。
下から順番に積み重ねていくものです。
受講することが可能だからといって、
むやみに、上位のクラスを希望することが必要でしょうか。
希望しているクラスに入ったとして、
クラスの中でどれ位の順位にいることができると思いますか。
鶏口牛後 という言葉があります。
基礎固め、という観点から考えて、どちらを選択するのが賢いやり方でしょうか。
偏差値の高いクラスに入れば入るほど、
塾の教師は、より難易度の高い問題を子供に与えます。
当たり前のことですが、
これは、平易な問題を解く力は既にもっている、
と考えるからです。
平易な問題というのを解くには、実力が要ります。
どの科目でも、基本を理解しておくことが必要です。
が、難易度の高い問題はどうでしょうか。
難易度が高くなればなるほど、
パターンを覚える、
という作業に入ってきます。
たくさんの問題を解き、たくさんのパターンを覚えます。
平易な問題を解く力を充分もたないまま、ここに入ると、
問題をパターンでしか解けなくなります。
難しい問題は解けるが、普通の問題が解けなくなる、という
困った状態になります。
信じられないことでしょうが、
灘中を目指して、低学年から灘コースに入っていた子が、
灘中の問題はできるのに、中堅校の問題が解けない、
といった現象に陥る場合があるのです。
難しい問題に取り組んでいる姿を見れば、
親は、なぜか安心します。
しかし、考えてみてください。
入試で、合格を左右するのは、
誰でも解ける問題を落とさないかどうか、というところなのです。
塾の先生は、そのことをよくご存知です。
この時期、
無理をしてまで、上のコースに行く必要はありませんよ、
とアドバイスされることがあるでしょう。
しかし、反面、塾も「経営」を考えなくてはなりません。
親が、少し難易度が高そうでも、上のコースを望んでいるようなら、
「この子の頑張りに期待しましょう」
という言葉と共に、望んでいるコースを受講することに同意されます。
簡単すぎるコースを選ぶ必要はありません。
しかし、難しすぎるコースを選ぶ必要もないのです。
受験のプロである進学塾の先生に、
冷静に判断してもらって、素直に受け止める、ということも必要です。
そして、行きたい中学校と、子供の偏差値の間に、溝があるなら、
どうすれば、その溝が少しでも埋まるのかについて、
夏休みまでに、塾に相談すればいいのです。
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8月 夏休みは天王山? |
暑い日が続きます。
が、中学受験をめざしている子供達は、家と塾の往復で、
日に当たる時間がありません。
夏だというのに、顔色は真っ白。
少しかわいそうに思う心と、
大事な夏を上手く乗り切って欲しいとやきもきする心と
親の気持ちがゆれることがあります。
4月から7月まで、上手に勉強のペースを作ってこれた家庭は、
子どもと親の信頼関係ができているでしょうから、
勉強することが必要なこと、
今、遊びたい気持ちを抑えてでもしなくてはならないことがあること
どこで気を抜き、どこで力を入れるかという一日のメリハリのつけ方を
自分でコントロールできるようになっています。
もちろん、まだまだ小学生なので、
親としては、いらいらすることもあるでしょうが、
最低限のことをする自覚はありますから、
今までにきづきあげた関係を大切にしていけばいいと思います。
宿題の答え合わせを一緒にすることも、
今まで一緒にしていたのなら、そのままのペースで続けます。
できるからといって止めてしまっては、元の木阿弥。
なんといっても、小学生です。
さて、問題は、
宿題もせず、ゴロゴロしている様子がまるわかりの場合です。
やらなければならないことはわかっているけれど、
ついつい後回し。
親が買物に行ったり仕事に行っている間に、
ここぞとばかりゲームをしたり、漫画を読んで、
時間をつぶしていることが目に付いて仕方がないかもしれません。
子どもは親の鏡。
子どもを責めず、自分を振り返ってください。
仕事を持たない人は、どんな夏休みを過ごしているでしょうか。
本や新聞を読んだり、子供のボタンをつけてみたり、
そんな様子を子どもにちゃんと見せていますか。
「中学を受験するのは、あなたよ」という気持ちはありませんか。
仕事をしている人は、帰ってきたとたんに、
「今日は勉強ちゃんとした?」と詰問していないでしょうか。
それよりは、
「こんな失敗をして怒られちゃった」とか
「どうして仕事が上手くはかどらないんだろうなぁ」とか
そんな話を食事の時にした方がずっとましです。
I(アイ)メッセージは、
親も一生懸命生きていることを子どもに知ってもらうよい方法です。
子どもには子どもの今やるべきことがあり、
親には親の今やるべきときがあります。
今、やるべきことを一生懸命やっていれば、
次のチャンスをつかめるけれど、
やらなければ、永遠に次のステップには進めません。
子育て論、或いは人生論にまで発展してしまうような話ですが、
その根本を子どもと共有できれば、
目の前の宿題ができていないことは、どういうことなのかを
子どもは子どもなりに理解することができます。
目先の受験勉強はもちろん大切ですが、
中学受験日までの後半年を円滑に過ごす為には、
自分を見つめなおし、子どもと向き合うことが大切なのです。
怒りながら、怒鳴りながら、
机に向かわせ、勉強をさせ、中学受験を成功させることは、
確かにできるでしょうが、
中学受験の合格が最終地点ではありません。
あなたは、どんな生き方をしていますか。
子どもに、どんな人生を送ってほしいですか。
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9月〜10月 学校行事と塾 |
秋口になり、朝夕が過ごしやすくなりました。
勉強に身を入れて、ペースアップを図りたい頃です。
2学期は、学校行事が目白押しです。
運動会に、遠足、修学旅行がこの時期のところもあります。
小学校の行事は、一日だけではなく、6年生ともなれば
その前後に、調べ物をしたり、まとめたりという作業が伴います。
運動会の準備を、残って手伝うこともあるでしょうし、
修学旅行のグループ討議が、収まらないまま
放課後を迎えることもあるでしょう。
親としては、塾の時間もあることだし、
放課後に残る時間があるぐらいなら、早く家に帰ってきて、
塾の宿題や予習復習をして欲しいと考えます。
現実に、修学旅行に行かせない、という
発想を持つ方もいらっしゃいます。
塾の成績が上がらないと学校を休ませて、
家で勉強させ、夕方から塾に送り出す、という
家庭も出てきます。
さて、あなたは、どう考えるでしょうか。
中学受験は、
「家庭の考え方つまり教育方針が、試される機会」
でもあります。
受験という目標に向かって、偏差値のことだけを考えれば、
学校よりも塾が優先されるでしょう。
学校という集団生活の必要性を理解できれば、
塾よりも学校が優先されるでしょう。
その狭間で、悩まない親はいないと思います。
子どもの将来を考え、中学受験を選んでいるわけですから、
合格が全てに優先する、という考えを持っても不思議ではありません。
でも、ひとつだけ覚えておかなくてはならないのは、
塾と学校を比べるときに、お金の事は別の問題、とすることです。
費用を考えると、間違いなく塾の方がお金が掛かります。
でも、それと学校や塾の重要度とは関係ありません。
お金が掛かっているから、
塾を休ますぐらいなら、学校を休ます、という考えは、
大変危険です。
世の中には、お金で買えないものがたくさんあります。
お金のかかる塾を最終的に選んだのは、親であって、
子どもに責任はありません。
金銭に関係なく、学校と塾を比べて、
家庭方針を軸にして、その場その場で、重要度を考えていけば、
自ずと取るべき方法は決まってきます。
偏差値は、あくまでもランクで、
学校の良し悪しとはまったく別のものです。
目の前の偏差値に惑わされ、大局を見失うことのないように、
気をつけてください。
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11月いよいよ本気 |
11月、いよいよ中学受験まで2ヶ月半となりました。
来年の1月に向けて死にものぐるいの戦いが始まります。
塾のカリキュラムは、志望中学校別がだんだん細分化さてきて、
細やかな指導が入っていきます。
全体の部分では、それぞれの科目で総復習となります。
進学塾の先生方は、百戦錬磨ですから、
子供をしかったり褒めたりで、上手に盛上げてきてくださいます。
親からみれば、もう11月なのにちっとも勉強しない、ということもありますが、
今まで、時間の管理をし、親の努力をして来られた方には、
子供のペースがよくわかっていると思います。
偏差値が思うように上がらない場合は、志望校に悩み始める頃です。
中学受験を始めた頃から、
行きたい中学があって、それを目標にしてきたのなら、
11月の模擬試験の結果を見てから決めてもいいと思います。
上がり調子なら、そのまま目指して行って、
第2志望でフォローできればOKです。
特に行きたい中学があるわけでなく、
偏差値的にこんなもんかな、という感じで
志望校を決めてきている場合が「要注意」です。
毎回毎回の模擬試験の結果に左右されて、
志望校を変えてはいけません。
それに、もう11月、そんな悠長なことを言っている余裕はありません。
もう一度、原点に戻って見ることです。
親が、足を運んで、学校を見に行くことです。
既に、学校説明会が終わっているところもあるでしょうが、
外側から見るだけでもかまいません。
受験するかどうかがわからなくても、
ついでに入試要項をもらいえばいいのです。
声をかければ、校内を見せてくれる中学もあります。
なんとなく感じのいい学校と、
なんとなく合わないような気がする学校があります。
校舎のつくりかもしれないし、
生徒の様子かもしれません。
対応してくれた方の第一印象かもしれません。
でも、そんなことが案外大切なのです。
国立大学への進学数とか、カリキュラムの豊富さとか
見比べる点はたくさんあります。
親としては、1つでも偏差値の高いところに入学してもらいたい、
という欲もあります。
でも、中学・高校の6年間を過ごすのは、子供自身で、
それも多感な思春期を過ごすことになるのです。
それをただ単に、偏差値という魔物に左右されて、
ただ単に、数字に惑わされて、決めることはないのです。
どうしても手が届かない偏差値のところを希望するのは冒険です。
でも、偏差値が低いからと言って、ダメなわけでは決してありません。
また、そこに通学している中学生が、悪いわけでもありません。
私立中学には、それぞれのよさがあります。
伝統かもしれないし、信念かもしれません。
少子化といわれ、どこの中学校も生徒を確保するために、
さまざまな手を使って経営努力をしています。
その為、特進コースや、色々なコースが出てきました。
中学に入るときが大切なのではありません。
6年間を過ごして、卒業するときに、
高い志を持てる子どもに育ててくれる可能性のある中学校に
入学させるべきなのです。
もし、偏差値が思うように上がらず、
行きたい中学校には手が届きそうになく、
中学受験をすること自体に疑問符が出てきているなら、
行けそうな偏差値の学校に足を延ばしてみてください。
必ず、ピンとくる中学校があります。
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12月 ラストスパート |
12月になり、中学入試まで1ヶ月半となりました。
ラストスパートも大詰めです。
今まで、たくさんの中学の説明会に行き、
たくさんの願書を手にしている方は、
最終的にどこの中学校に願書を出すか、迷うことがあります。
1校目が合格すれば、○○中学、不合格なら△△中学、と
二通りの受験方法を編み出す方もいて、
受験料だけでいくら払うつもりなのかと
びっくりすることがあります。
何を基準に受験校を決めるのかをもう一度考えてみてください。
私立中学校は、偏差値だけではありません。
偏差値に現れないところに、私立中学校のよさがあるのです。
目先の偏差値にとらわれてはいけません。
子ども本人は、今から入試日までどんどん不安になり
揺れ動いていきます。
過去問を解いて、解ければ、もっと難しい中学に入れるんじゃないか、
解けなければ、本当に合格できるんだろうか、と。
そして、その様子を見て、親も同じように考え始めます。
ですが、もう一度、
偏差値にとらわれてはいけないことを肝に銘じてください。
受験は上手くいく場合もあります。
もちろんそれを願って、ここまでやってきているのですから。
でも、残念ながら上手くいかないこともあるのです。
その時、偏差値だけで全てを決めてしまっていると、
そこに来るのは、大きな挫折感だけなのです。
第1志望を○○中学にしたのは、
勉強とクラブの両立ができそうだから、とか
根本に流れている理念に共感を得たから、とか
理科系の大学への進学が多いから、とか
さまざまな理由があると思います。
それがしっかりしていれば、たとえ不合格となったとしても、
その考えに近い中学に入ることが可能です。
多くの進学塾は、偏差値を見て、受験校の提案をしてくれます。
確かに、昔の様に、
塾の成績のために受験校を決めると言うことは
ほとんどなくなりました。
子供のことをよく見てくれてはいます。
しかし、経営、の部分があることも理解しなくてはなりません。
中学受験の場合、受験校決めるのは、最終的には、親です。
だから尚更のこと、決して、親がぶれてはいけないのです。
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合格発表 |
激動の一週間、土曜日から始まった中学入試がほぼ終わりました。
志望中学校に合格された皆さま、おめでとうございます。
つらい時期もあったでしょうが、
今となっては小学生時代のいい思い出です。
しばらくは、のびのびと家族で楽しく過ごすのもよいと思います。
残念ながら志望中学校を不合格になってしまった方々、
中学受験をめざしてここまでやってきただけに、
結果は、不本意でしょうが、
世の中には、努力だけでは上手く行かないことがあります。
中学受験を目標に、努力を積み重ねてきたことは、
これからの人生や家族の絆に大きな財産となります。
子供を叱ることなく、自分を責めることなく、
この結果を「ついてる」と前向きに考えていきましょう。
小学生のうちに挫折を味わえてラッキーです。
一番の問題の方は、
塾でも無理だと言われながら強く押して高望みの中学をして受験し、
合格してしまった場合です。
これからの6年間、注意しなければ、
人の後ろを歩いていく子になってしまいます。
そうならない為には、自分の得意なこと不得意なことを
今のうちに自覚しておき、得意なことを伸ばす努力を始めることです。
勉強でなくてもいいのです。自信を持てる分野をもっておくことが大切です。
ともかくも、まだ12歳の小学生の子どもが、精一杯の努力をして
中学受験という壁に突き進んできたことの一区切りがつきました。
新しい進路にバンザイ! 希望に満ちた人生を。
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