進学塾と家庭教師

進学塾に入れてはみたものの、成績が思うように出ず、
個別指導や家庭教師の存在が頭をよぎることがあります。

進学塾では、否応なしにほぼ毎月、順位を伴った成績表が手渡され、
同時に、月に一度の模擬試験(公開テスト)で偏差値を見せられます。

「うちの子は、どうして、こんな点なの・・・」
とがっかりきたり、

「えっ、あの子、後から入ってのに上のクラスなの・・・」

時には、

塾の費用も半端じゃないことも重なって、

「こんなにお金をかけているのになにやってるのよ!」

になってしまいます。
笑い事ではありません。
ドッキリしている方もいらっしゃると思います。


そうなってくると、

塾の勉強があってないんじゃないか、とか
家庭教師の方が、じっくり教えてもらえるんじゃないかと、

考え始めることになるのです。


塾と家庭教師・個別指導は、根本的に違います。

@進学塾

  塾は、あらかじめ決められた(塾で厳選された)カリキュラムに
  従って、授業が進められ、講義を聞く、というスタイル

  わからないところは、自分で意識的に補強したり、
  質問に行かないとわからないまま次の項目に進む。

  中学受験に突出した教師陣が間違いなく確保されている。
  教え方がよくない等のクレームの多い先生は、どんどん変えられて
  行くので、質のよい先生が揃っている。

  中学入試に関してはプロフェッショナル。
  あらゆる入試情報を持っており、分析力も抜群。

  進学塾ごとに、合格を結果とすれば
  得意な中学と不得意な中学がある場合があるので
  ある程度の見極めは大切。

  ほとんどの進学塾は、自習室を設けたりしている。
  その際に、予め約束しておけば、勉強を見てくれることがある。

A家庭教師

  その子にあったカリキュラムをオーダーメイドしてくれ、
  わからないところ等の抜けがないようなフォローが可能。

  塾に比べると情報量がすくない

  大学生の家庭教師は、兄姉的な感覚でできるので、親子関係が
  今ひとつ希薄な場合には、かなり有効。
  但し、スキル面では、かなり不安。

  中学受験の家庭教師を本業としている人は、
  豊富な知識と経験を持っているので、子供を上手く乗せて、
  盛り上げてくれる。

  家庭教師は、費用面では、
  塾や個別指導に比べてかなり負担が大きい。

B個別指導

  家庭教師を家に来てくれる先生とすれば、
  教室に行って個別に指導してくれるところ。

  単体で個別指導塾として経営しているところと、
  大手進学塾が、その一部に個別指導を行っているところがある。

  どちらも、マンツーマンの指導か、グループ指導かを
  確認することが必要。
  2.3人のグループを1人の先生が回って教える、と
  いうことが多く、積極的にできない子の指導が後回しに
  なることがある。

  また、同じグループは、指導者側や各家庭の事情で決まることが
  多い。自分の要望をしっかり伝えて、気の合わないグループに
  入ってしまった場合は、変更をお願いすることも必要。

  家庭教師よりは組織力があるので、中学受験の情報も入ってくる。



進学塾に通いながら、

その宿題や足りないところを家庭教師や個別指導で補う、

といった形をとる家庭もあります。

両親が職業を持っていて、
放課後の時間を無駄にしてしまうようであったり、

兄弟が多く、家で勉強できる環境を確保し難い場合には、

その進学塾の自習教室を利用したり、
積極的な勉強方法として、
家庭教師や個別指導を利用することができます。

しかし、2つのものに通うのは、中学受験をする子供自身には、
かなりの負担を強いることになりますし、
また、経済的にもかなりの負担です。

進学塾の宿題をするために家庭教師を頼むのなら、
進学塾の個別指導に変えてみるという方法もあります。

家庭教師も個別指導も、自分のところに最終責任がないとなれば
それはそれで対応が変わる場合もあります。

数ある選択肢の中から、最後に決めるのは親です。

が、個人的には、

偏差値50以上の中学を狙うのなら、進学塾
偏差値49以下の中学なら、どちらでもよい

と思います。

50以上の中学を受験するためには、
それなりのノウハウが必要だと思うからです。

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